神杉地区自治会連合会

神杉地区自治会連合会

〒729-6214  広島県三次市高杉町1684-1  神杉コミュニティセンター内 電話番号:0824-66-1323(FAX兼用)

神杉の遍歴について

旧神杉村は、明治22年に廻神、高杉、江田川之内の三村が合併して誕生し、廻神と高杉の一字ずつをとって村名としました。 明治31年には、三谿郡と三次郡が合併し双三郡となりましたが、昭和29年1月31日、8町村が合併して旧三次市となり、川地村・川西村を編入の後、平成の大合併により、平成16年4月1日、旧三次市・旧双三郡・旧甲奴郡甲奴町が合併し、新生三次市が誕生しました。 神杉地域は、広島県三次市のほぼ中央部に位置し、北東部の江田川之内町、中央部の高杉町、南西部の廻神町及び三若町の一部からなっています。 地勢は、北東より南西に細長く、中央部を縦断して芋面川が流れ、馬洗川にそそいでいます。北東部の江田川之内町側は、国道184号(出雲~尾道)や芸備線(神杉駅)が通過し、美波羅川や馬洗川に囲まれています。中央部の高杉町には、県史跡の高杉城跡(祝城跡)、市重要文化財の知波夜比古神社本殿があります。 南西部の廻神町では、国道375号(大田~呉)が中心部で横断し、さらに県道青河江田川之内線が縦断しています。また、市内をエリアとする環境クリーンセンターがあります。 人口は、平成29年1月1日現在で1,533人、内男性732人、女性801人で、世帯数は、589世帯となっています。上水道や集落排水も整備され、利便性の良い居住環境にあり、他地域からの転入などで、人口もほぼ横ばいの傾向にあります。川と盆地に恵まれた三次地方は、農耕や居住に適し、交通の要衝として栄えてきました。 中でも神杉地域と田幸地域にまたがった浄楽寺・七ツ塚古墳群は、弥生、古墳時代の繁栄を物語るもので、広島県立歴史民俗資料館・みよし風上記の丘が整備されています。また、神杉地域の町名や字名などは、地域に古くから伝えられてきた故事や伝説に由来し、特に神杉にいわれのある「日子穂々出見命天降り伝説」は有名です。「民族の宝」「心のふるさと」を訪ねるのには格好の地域であると言えます。 地域の基幹産業は農業であり、稲作を中心に野菜、大豆、果樹などが生産されています。JA三次の東部支店や営農センター・集約倉庫・グリーンセンターなど、本市の営農の拠点施設が当地域に整備されています。 耕地は、近郷に類を見ない平坦で広範なき沃地からなり、広島県ではいち早く固場整備が進められ農業振興が図られてきました。しかしながら、社会構造の変化や米の生産調整などにより、農業の現状は極めて厳しく、兼業農家や農業従事者は極度に減少し、加えて例外なく少子・高齢化は確実に進行し、農業後継者の育成は深刻な課題となっています。 地域活動は、神杉コミュニティセンター、神杉保育所、神杉小学校のエリアを核に「人々がふれあい、地域が輝くまちづくり」を基本目標として、各分野において活発に活動が展開されています。

日子穂々出見尊天降り伝説(ひこほほでみのみこと)

「ヒコホホデミノミコト」はその昔、廻神泉水の地に天降られました。 その時、「ミコト」の烏帽子が脱げ落ちたところを今でも「ヌケヨボシ」と呼び、山頂に忽然と岩石が突起し、恰も神の烏帽子に似ているところから「烏帽子岩」と呼ばれています。 これから足留山で一泊されたので、ここに「足留神社」という社があり、「足留大明神」として祀っています。 この足留山から330mばかり離れた魚切りという所で「烏帽子」を脱いで掛けられた岩がありますがニの岩を「烏帽子掛の岩」といいます。 ここでお手を洗われた池があり、この池を「御手洗池」といい、誰一人としてこの水を汲み取る者もなく、又この岩に足を掛けるようなこともなく、今にこの二つは住民の畏敬するところです。 更に「ミコト」は廻神の「こもきゅう」という家で一泊されましたが当時のことで、杵臼の上でコモを敷いて休まれました。翌朝この家から100mばかりの所にある池で手水を使われましたが、その時その池のほとりに柳の木を逆さに挿し置き、家に帰られ申されるに「我は向こうに見える杉の本の元に鎮座するが、ここに長く居るようであれば柳は芽を出すであろう。」と。やがて柳は芽を吹き出し、この手を洗われた池を「お手水池」といってどんな大旱魃でも水は多く、しかも誰一人としてこの水を汲み取る者はなかったと言い伝えられています。 「我は、向こうに見える杉の本の元に鎮座する」とご神勅されたところが、高杉町にある「知波夜比古神社」で、俗にいう二宮さんと呼ばれ、「日子穂々出見尊」が奉祀されています。

神杉地区のいいところ

1.平成30年度より保育所が新しくなりました。未満児保育もあります。 2.神杉地区 上下水道整備してます。 3.病院、教育施設、商業に近いですよ。 4.農業地帯で就農サポートあります。 5.高速道へのアクセス抜群です。 6.風土記の丘もあります。

神杉まちづくりビジョン

神杉のまちづくりビジョンは、平成26年7月に改定されました。 ※(未)将来像 「か」「み」「す」「ぎ」をクリックすると詳細を表示します 神杉の歴史と自然にふれあうまち(歴史・環境) 1.歴史的資源の活用と伝統行事の継承 2.四季感あふれるまちづくり 3.綺麗なまち、安心な環境づくりの推進 4.省エネルギー・資源リサイクルの推進 みんなの個性が光るまち(文化・スポーツ・健康) 1.地域自慢・郷土芸能の掘り起こし 2.生涯学習の場と機会の設定 3.元気で明るい高齢者の住むまちづくり 4.住民皆スポーツ活動の推進 住んでよかった笑顔あふれるまち(生活・福祉・産業) 1.お互いを尊重し、認め合えるまちづくり 2.みんなの顔が見えるまちづくり 3.希望あふれる農業の展開 4.定住のまちづくり 5.安心・安全なまちづくり 6.高齢者支援ネットワークの充実 気軽に集いふれあうまち(交流・自治) 1.誰もが気軽にふれあえる場所づくり 2.「地域の力」で支えあい 3.各種情報を地域の内外に発信する 4.世代間交流の機会と場づくり 5.若者をはじめ誰もが参加しやすい自治活動の推進 6.拠点施設(公共施設)の整備